クマゴロ(@kumagoromi123)です。
地中海クルーズの旅行記、この記事では旅行の概要と、クルーズ船の乗船地であるバルセロナまでの移動について書いています。
地中海クルーズのイメージを掴んでいただければ幸いです。
その他のクルーズ旅行記も書いています。良ければご参照ください^^
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・7回のクルーズ旅行で感じたクルーズの6つメリットと6つのデメリット
【クルーズ船について知る】
・クルーズ船の3つのランク「カジュアル」「プレミアム」「ラグジュアリー」を解説!
・「内側」から「スイート」まで選べるクルーズ船の4種類の客室について
【クルーズ旅行のお金について知る】
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旅行の概要
まずは今回の旅行の概要から。
乗船したクルーズ会社
「ノルウェージャンクルーズライン」
ノルウェージャンクルーズはカリブ海クルーズで利用したロイヤルカリビアンクルーズと同じ、「カジュアルクラス」に位置づけられるクルーズ会社です。
「フリースタイルクルージング」をモットーにしているクルーズ会社で、ドレスコードの指定なし、子供料金無料、などの家族連れにも優しいサービスが特徴です。
クルーズ会社のランク分けって何?!という方はこちらも併せてお読みください。
乗船したクルーズ船
「ノルウェージャン・エピック」
ノルウェージャンエピックは「エピック・クラス」と呼ばれるシリーズの船です。
船のスペックは以下の通り。
総トン数 | 約16万トン(155,873トン) |
---|---|
大きさ | 全長329m、幅41m、19階建 |
乗客定員数 | 4,100人 |
乗組員数 | 1,724人 |
建造 | 2010年 改装:2020年 |
地中海の歴史を探訪するもよし、カリブ海のさわやかな風を感じるもよし。それとも、ひたすらゆっくりとくつろいで大西洋クルーズを満喫する方がお好みですか? 何をして過ごすにしても、ノルウェージャン エピックには驚きがいっぱいです。 フロマーズのベスト船内エンターテイメントを受賞したノルウェージャン エピックでは、きらびやかなショー2作品『バーン・ザ・フロア』と『プリシラ』も公演されており、その質の高さには定評があります。 ノルウェージャン エピックがお届けするのは、一流のパフォーマンスだけではありません。一人旅のお客様向けにデザインおよび価格設定されたストゥーディオから、ザ・ヘブンのプライベート空間まで、これまでにない客室をご用意しています。さらに、多岐にわたるダイニングオプションのほか、壮大なスケールのフリースタイル クルージングと呼ぶにふさわしい体験をお約束します。
出典:ノルウェージャン エピック クルーズ客船 | ノルウェージャン エピック デッキプラン | ノルウェージャンクルーズライン (ncl.com)
ノルウェージャンクルーズの船は船名に「ノルウェージャン・〇〇」と付くのが特徴です。
客室のタイプ
「内側」
今回の旅行はコスパ重視&内側客室も経験してみようということで内側にチャレンジしました。
クルーズ船の発着地
「バルセロナ」
言わずと知れたスペインの都市ですね。
2016年9月時点では関西圏⇔バルセロナの直行便はなく、今回は北京経由で向かいました。
旅行のスケジュール
今回はこのようなスケジュールでした。
- 1日目:出国(日本→バルセロナ)
- 2日目:ノルウェージャンエピック乗船
- 3日目:終日航海日
- 4日目:ナポリ(イタリア)寄港
- 5日目:チヴィタベッキア(イタリア)寄港
- 6日目:リボルノ(イタリア)寄港
- 7日目:カンヌ(フランス)寄港
- 8日目:マルセイユ(フランス)寄港
- 9日目:ノルウェージャンエピック下船+後泊
- 10〜11日目:帰国(バルセロナ→日本)
赤字部分がクルーズ旅行の期間です。
今回はバルセロナ発着の「西地中海クルーズ7泊8日」のコースを選びました。
7泊8日の地中海クルーズに加えて、
「せっかくバルセロナにいるのだからバルセロナも観光しよう!」
ということで、クルーズ終了後に1泊することにしました。
日本出発前の準備
今回は関空から向かいます。
レンタルWiFi「ユーロデータ」の受け取り
飛行機に乗る前に、まずは関空内の郵便局で事前に申し込んでいたWiFiルーターを受け取ります。
海外用のWiFiルーターは色々ありますが、当時はコスパ重視で「ユーロデータ」にしました。
- 周遊タイプなのに1日880円~で利用可能
- 使える範囲が広い(欧州42カ国対応)※「スーパー」の場合
- 1日の通信量の制限無し※「スーパー」の場合
- 複数台(最大5台)での利用が可能
- 空港での受け取り可
- 利用前後の送料無料
旅行当時の2016年時点は「ヨーロッパ広域カバー」に加えて「1日690円」「2G/3Gは通信量制限なし」というスペックでしたが、2021年5月現在は上の表のように少し値上がり+通信も4Gがベースになっています。
ユーロデータについては別記事「【クルーズ旅行の持ち物】実際に使って良かったレンタルグッズを紹介!(旅行の準備編)」でも書いています。
この旅行記では実際どのくらい繋がったか?についても触れていきます。
バルセロナ到着までの概略
今回の経路は、
関空⇔北京⇔(ウィーン)⇔バルセロナ
という経路です。
同じバルセロナに行くのでもエミレーツ航空という候補もあったものの、値段が倍近くしたのでコスパ重視で中国国際航空にしました。
エミレーツが倍と言うよりは中国国際航空が他の半額くらい、と言ったほうが正しいかもしれません…^^;
バルセロナまでの移動のことをまとめると
- 荷物は関空→バルセロナまでスルー
- リチウムイオン電池の預け入れは厳禁
- 北京の手荷物検査でリチウムイオン電池を別出ししていないともれ吊るし上げを食らうw
- 関空→北京は天候不良により30分強遅延
- 機内食は関空→北京で1回、北京→バルセロナで2回
- 実はウィーン(Viena)で乗り継ぎあり←ここ重要
といったところでしょうか。
備忘もかねていくつか詳細を書きます。
リチウムイオン電池の扱いには要注意
中国ではとにかくリチウムイオン電池の扱いが厳しかったです。
スーツケースの預け入れの時から「リチウムイオン系は中に無いよね?」と言われ、それは問題なかったのですが、途中の手荷物検査は凡ミスで他の荷物と分けずに検査に臨んでしまい、むちゃくちゃ怒られました(;゚Д゚)
そんな怒らんでも…。
日本の国内線でもPCやバッテリー類は通常の荷物とは別のケースにして検査するのと同じですね。皆さんは気を付けましょう・・・
中国国際航空の機内は至って普通
機種は「Airbus A330-300」で2-4-2のシートでした。
機内のエンターテイメントは基本的に中国語でしたが、一部日本語対応のものもあったので暇を持て余すことはありませんでした。
また、何回か機内食も出ましたが、可もなく不可もなくという感じで特に安かろう悪かろうということはありませんでした。
北京での乗り継ぎ
北京の空港「北京首都国際空港」に到着したら「国際線乗り継ぎのお客様」の看板を頼りに進んで行くと迷わず乗り継ぎエリアにたどり着けます。
上の写真(乗り継ぎ案内の看板)の向かって右側手前くらいに、
上の写真のような、乗り継ぎ用エリアに向かう道(ゲート)があります。
ゲートを通って、そこからさらに進むと、
国際線乗り継ぎエリアへと続いていきます。(結構歩きます)
この先に国際線のチケットの確認と手荷物検査場があります。
手荷物検査などが終われば、搭乗し、バルセロナへ向かいます。
ウィーンで乗り継ぎあり【重要】
北京で乗り継ぎ後、そのままバルセロナに行けると思い込んでいましたが、ここで勘違いが発生。。
実は中国国際航空で北京→バルセロナに移動する際は途中、
というルートで向かう必要がありました。(2016年9月時点)
先に調べろよって話ですが、航空券上は「PEK(北京)→BCN(バルセロナ)」としか書いておらず、全く気づきませんでした。惰弱です。
ウィーン到着後、ボーディングブリッジの途中で
「←Veina | Barcelona→」
という立て札があるので、バルセロナのほうに向かえば大丈夫です。
が…
我が家は行きでその札に気づかず、誤って「Veina(ウィーン)」に進んでしまいました…。
空港内を歩いていると「荷物/出口はこちら」的な情報も出なければ、「バルセロナだともう少し賑やかな気もするけど…」と思いつつだんだんと不安になり、途中でようやく「こりゃ何か変だ、違うやつや!」と気づき、慌てて元いた場所に戻ってきました。
係員の人に事情を説明したら、再度、手荷物検査を実施した上で何とか中に入れることができました。
何とか間に合った!
と思うも…時すでに遅し、だったようで、スタッフの方から放送で
「クマゴロさん、いたらこっち来なさい」
と呼び出しをくらいました。
あぁ、お恥ずかしい…そしてごめんなさいm(__)m
ちなみにちゃんと乗り継ぎをすると、
上の写真のようなチケットをもらえます。
同じルートで行かれる方はお気をつけて…。
ウィーンを経て無事にバルセロナ到着
バルセロナでは入国審査にかなり時間がかかりました。
とにかく長蛇の列で1時間くらい待ってようやく入国。
荷物も無事バルセロナに届いて、ようやくホッと一息つくことができました。
今回は前泊はせず、バルセロナから直接港に向かいます。
おわりに
ウィーンでの乗り継ぎミスは冷や汗ものだったものの、無事にバルセロナまで荷物と共に到着できて一安心でした。
次回の記事では港までの移動とノルウェージャンエピック乗船1日目について書いていきます。
次の記事を見る>>【旅行記】ノルウェージャンエピックで行く地中海クルーズ②~乗船1日目~
最後までお読みいただきありがとうございました。
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