クマゴロ(@kumagoromi123)です。
南太平洋クルーズの旅行記、この記事では、
- 旅行前の事前準備(ETAS登録/スーツケースレンタル)
- 日本からシドニーへの移動
- オーストラリア入国手続き(トラブルもあり)
について書いています。
南太平洋クルーズのイメージを掴んでいただければ幸いです。
前回の記事はこちら。
>>【旅行記】セレブリティソルスティスで行く南太平洋クルーズ①〜旅行の概要〜
その他のクルーズ旅行記も書いています。良ければご参照ください^^
事前準備:ETASの登録とスーツケースレンタル
まず、南太平洋クルーズの事前準備として、ETAS(≒電子ビザ)とスーツケースのレンタルについて書いていきます。
オーストラリア入国にはETAS(イータス)の登録が必要!
事前準備の1つ目は「ETAS(イータス)」の事前登録。
オーストラリアへの入国には電子ビザ「ETAS」が必要です。(オーストラリアの下調べは以下のサイトを参考にしました)
オーストラリアの電子ビザ「ETAS」とは?
ETAS(イータス)は、
「ELECTRIC TRAVEL AUTHORITY SYSTEM」
の略で、オーストラリア移民局が運営するシステムを指します。
ETASについてはこちらのサイトが参考になりました。
上記のサイト曰く、ETASは
旅行者の情報、名前、生年月日、パスポート番号などを、オーストラリア移民局のホストコンピューターに電子的に送りチェック、問題なければホストコンピューターに登録の可否が保存され、電子的に登録の通知が、申請代理人に戻ってくる仕組みになっています。
出典:オーストラリア観光ビザ・ガイド ETAS(イータス)
とのこと。
オーストラリアでの入国審査時だけでなくオーストラリアへ向かう飛行機のチェックイン時にも航空会社のシステムを介してETASの取得状況の確認が行われているようです。
他にも申請条件や申請方法など、一通りの情報が載ってるのでオーストラリアに行かれる方は一読してみてください。
参考>>オーストラリア観光ビザ・ガイド ETAS(イータス)
ETAS登録代行業者にETASの申請を事前に依頼!
ETASの申請には、
- オーストラリア政府のWebサイトから直接申請する
- 日本の旅行会社に依頼する
- ETAS登録代行業者に依頼する
など、いくつかの方法があります。
我が家は「ETAS登録代行業者に依頼」することにしました。
参考>>オーストラリア観光ビザ(ETAS、イータス)の申請・取得方法 (australia-visa-etas.com)
サイト管理者様のお勧めとのことで「TRAVEL DONKY」でETASを申請しました。
ETASのみを申請する場合の費用は1人あたり10AUD(オーストラリアドル)。
2人分で合計20AUD(クレジット払いで約1,800円)でした。
TRAVEL DONKYにてツアーや宿泊の予約をしている場合は1人あたり5AUDでやってくれるそうです。
「ETAS登録証明書」をもらえるけどあまり意味はない
ETASを申請すると会社によっては「ETAS登録証明書」のような文書を発行してくれます。
TRAVEL DONKYでは手続き完了後、PDFで登録証明書が届きました。
パッと見、オフィシャルな書類のように見えますが、ETASはあくまで電子ビザ(=システム上に登録されるもの)なのでこのような書類はあまり意味を成さないそうです。(万が一の時に無いよりマシ、程度のもの)
ETASも無事登録できたところでいよいよ出発です。
スーツケースは「アールワイレンタル」を利用
スーツケースは地中海クルーズの時に利用した「アールワイレンタル」を再度使いました。
>>【旅行記】ノルウェージャンエピックで行く地中海クルーズ①~旅の概要とバルセロナ移動~
我が家はクルーズ旅行等の長期旅行の際はスーツケースを借りるようにしています。(妻は自分のものを持っているので、私のものをレンタルしています)
南太平洋クルーズではサンコー鞄「スーパーライトMg EX(92L)」を使いました。
料金は18日間のレンタルで8190円(税込み)。
これを安いと見るか高いと見るかは人それぞれと思いますが、
- 複数メーカーのスーツケースを試せる!
- 家で保管場所を取らずに済む!
- シール等を貼った「使い込んだ感」は自分には不要
という点から我が家ではスーツケースを「買う」のではなく「借りる」ようにしています。
クルーズ旅行のおすすめグッズ等については別記事でも紹介しています。
関空からシドニーへ①関空にて
3月某日、いよいよ南太平洋クルーズに向けて出発です。
今回は関空→香港→シドニーというルートで向かいます。
関空で預けたスーツケースはシドニーで受け取り可
関空で預けたスーツケースは経由地、香港での受け取り無しでシドニーまで持っていってくれました。
預け荷物は「1人につき2つ&合計30キロまで」でした。
※エコノミークラスの場合
日本での両替は最低限に!現地での両替がお得!
保安検査場に向かう前に円からオーストラリアドルへの両替をしました。
当時のレートは「1AUD=93.01円」。
…今思うと、日本で両替したのは失敗でした。。
シドニーの市街地(セントラル駅周辺)ではそこらへんの両替屋さんで「1AUD=86〜88円」くらいの相場で両替可能でした。
余程の事情がない限りは日本での両替は最低限に留めておいたほうが良いです。
私は何を間違えたのか、ガッツリ50,000円分を日本で両替しました笑。
5円以上違うとさすがに結構な差になるので、次からはちゃんと「どこで両替するのがお得か」をしっかり調べてたいと思います。
関空から香港へ(CX506便)
関空から香港まではCX506便での移動です。
機体は「ボーイング777-300」。
「ビジネス」「プレミアムエコノミー」「エコノミー」から成る機材で、エコノミーの座席は3・3・3タイプでした。
機内サービスは「おつまみ&ドリンクサービス」と「機内食」がそれぞれ1回ずつありました。
香港に到着する少し前に座席のモニターにこんな表示が出てました。
乗り継ぎ便の搭乗口情報です。
日本出発時点でシドニー行きのゲートは決まっていなかったので、その情報をここで知ることができました。
関空からシドニーへ②経由地、香港にて
日本を出て約4時間弱。無事、香港到着です。
そのまま、シドニー行きの飛行機に乗るので乗り継ぎ方向へ向かいます。
乗り継ぎ便のゲートの情報は降りてすぐの場所にも貼り出されていました。(上の写真)
乗り継ぎは「Transfer」の表示を目印に進んでいけば問題ありません。
この先で搭乗券のチェックと手荷物検査をクリアすれば後は搭乗時間まで、しばし自由時間です。
香港国際空港の様子
シドニー便への搭乗まで2時間半ほど余裕があり、空港内を散策していました。
割と遅い時間でしたが、開いているお店も多かったです。
香港国際空港はかなり広いので適当に歩くだけでもいい運動になります。
香港国際空港、シドニー便搭乗口付近のレストランは失敗、、
少し小腹がすいて、何か食べてみようという話になり、搭乗口近くのレストランで食事を取りました。
入ったのは「牛肉麵〇〇〇」というお店。(お店の外観撮り損ねて、正確な名前分からず)
妻は牛肉麺、私は海鮮あんかけチャーハンを注文。
選んだお店が悪かったのか、注文した料理がダメだったのか、残念ながら我が家の口には合いませんでした。(ごめんなさい)
ちょっとした一品付きで325香港ドル(約4,700円)。
…良い勉強になりましたm(__)m
シドニー便の搭乗直前に手荷物検査あり
食事後、シドニー行きの搭乗口である69番ゲートへ移動しました。
行き先がオーストラリアだからなのか、飛行機に乗る直前に簡単な手荷物検査がありました。(1人ずつカバンの中身をざっと見られて終わりました)
香港からシドニーへ(CX101便)
シドニー行きの機体は関空→香港と同様「ボーイング777-300」で席の構成もほぼ同じでした。(エコノミーの大半は3・3・3シート)
機内ではドリンクサービスに加えて機内食が2回(離陸後の夕食と着陸前の朝食)ありました。
入国カードの書き方はちょっと難しい!(申告欄に注意)
シドニー行きの機内では入国カードも配られました。
写真は入国カードの表面で、右側に申告関連の質問が書かれています。
カード右上の「IF UNSURE, YES ×(よく分からんかったらYESに印を)」というのが印象的ですね。
シドニーは税関が厳しい、と言われており、少し細かく申告欄の質問があります。
不安な人は日本を出国する前に調べておくのが吉ですね。
入国カードや入国手続きが不安な人は、以下のサイトも参考にしてください。
【2021年版】オーストラリアの入国審査・税関の手続き (traveldonkey.jp)
関空からシドニーへ③シドニー到着
約8時間半の長めのフライトでしたが特に遅延もなく、無事シドニーに到着。
シドニーに到着してホッとしたのも束の間、「入国審査」と「税関」をクリアするまで油断できません。
シドニー到着後、まずは入国審査へ
降機後、まずは「Baggage Claim」方面に進みます。
真ん中の「All Other Nationalities」の方向に向かいます。
一歩出遅れたのか、結構並んでました。
シドニー入国審査でトラブル発生!
入国審査の列に30分程度並んだところでいよいよ我が家の番がやってきました。
まずは妻から。
パスポートと入国カード預けてパスポートをスキャンしてもらって…
…「OK」(←審査官のおばちゃんお姉さん)
無事通過です。
続いてわたくし。パスポートスキャンしてもらって…
…「?」(←審査官のおばちゃんお姉さん)
…もっかいスキャンして…
…「あれ?」(←審査官のおb)
…「ダメね、こっち来て」(←審査k)
え!(゚Д゚;)
ということで人生で初めて、入国審査でひっかかりました笑
別室で身分証提示などを経て無事通過するも理由は分からず
軽くテンパっている私を尻目に、別の審査官(ややイケメン)が来て、
「とりあえずこっちに来なさい」
と一言。理由も分らぬまま彼について行き、
「調子はどうだい?」「何しにオーストラリア来たんだい?」
といった適当な質問をとりあえず返しつつ、待合スペースのような場所へ…。
しばらくして最初のおばちゃんお姉さんが来て「ID(=身分証明書)を出して」と一言。
とりあえず運転免許証を出すとそのまま無言で退散…。
待つこと10分、今度は「あなた(=妻)の身分証も見せて」と。
言われるがまま妻も免許証を提出し、…さらに待つこと10分。
おばちゃん戻ってきて私の顔をひたすらガン見。
「行ってええよ、しゃあなしやで(←心の声)」と言わんばかりの顔をされ、ようやく解放!
免許証を取られたままだったので、「返して!」といって返してもらってようやく自由の身に。。
…今回の出来事、結局最後まで原因は分かりませんでした。
- ETASの入力情報に不備があった
- パスポートの読み取り不備
- 入国カードの書き方が悪かった
あたりが原因かなと思いましたが、理由は教えてくれず・・・
まぁ入国できたので良しということで・・・
2016年6月から「SmartGate(スマートゲート)」による出入国管理が行われています。これにより、入国審査の列に並ぶことなく自分自身で入国手続きを行うことが可能です。(日本も対象になっています)
※我が家は帰りはスマートゲートを利用しました。
入国手続きが不安な人は、以下のサイトも参考にしてください。(再掲)
【2021年版】オーストラリアの入国審査・税関の手続き (traveldonkey.jp)
オーストラリアの税関は厳しいことで有名?!
入国審査で謎の足止めを食らい、HPが無くなりそうになってるものの、まだ入国手続きはます。
次はチェックが厳しいと噂の「税関」です。
入国審査を通過した後、スーツケースを受け取り、そのまま税関へ。
税関エリアに到着後、近くにいた係の人に入国カードを見せると、
申告内容について簡単な質疑応答(※)をした上で「このレーンに行きなさい」と指示されました。
※2017/4/16追記:我が家の場合は夫婦とも自分用の薬やお菓子などを持っており、それについて入国カードでも(安全側に寄せるために)色々と「YES」とチェックしていたのですが、それについて「薬は自分で使うものか?」と聞かれて「自分用のやつです」と答えたらそのまま「あっちのレーンに行きなさい」と通してくれました。入国カードの申告内容に応じて係の人が進むレーンを分けてくれてるようです。
指定されたレーンに到着後、スーツケース含むすべての荷物をX線の機械に通して問題なければ晴れてオーストラリアへの入国完了です。
何人かスーツケースを開けて荷物を見られている人もいましたが、我が家はX線のチェックのみで特に指摘を受けるようなことはありませんでした。
どこまで細かくチェックされるかまでは分かりませんが、ちょっとした食べ物や薬も申告対象になっている場合があるので、詳細を聞かれた時に答えられるよう自分なりの回答のネタは用意しておいたほうがいいかもしれません。
…ということで無事、オーストラリア入国できました!
おわりに
オーストラリア、入国審査のトラブルでどうなることかと焦りましたが、無事、入国することができました。
入国手続き等の情報はインターネット上に沢山あれど、トラブルに遭遇するとやはり焦ってしまいますね。
パスポートの有効期限とETASさえちゃんと登録しておけば基本的にOKやと思いますが、私の失敗談(?)が参考になれば幸いです。
次の記事では、
- 空港から港までの移動
- セレブリティソルスティスの乗船手続き
- セレブリティソルスティス乗船1日目の様子
について書いていきます。次の記事はこちら。
>>【旅行記】セレブリティソルスティスで行く南太平洋クルーズ③〜乗船1日目(港への移動と乗船手続き)〜
最後までお読みいただきありがとうございました。
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