南太平洋クルーズ

南太平洋クルーズ旅行記3-セレブリティソルスティスの乗船手続きと1日目(客室や食事など)

当記事は2017年3月の旅行記です。

クマゴロ(@kumagoromi123)です。

南太平洋クルーズの旅行記、この記事では、

  • 空港からクルーズターミナルへの移動
  • セレブリティソルスティス乗船手続き
  • 船内の様子やクルーズ1日目の出来事など

について書いています。(写真多めです)

南太平洋クルーズのイメージを掴んでいただければ幸いです。

前回の記事はこちら。
>>【旅行記】セレブリティソルスティスで行く南太平洋クルーズ②〜シドニーへの移動とオーストラリア入国〜

その他のクルーズ旅行記も書いています。良ければご参照ください^^

【クルーズ旅行記】カリブ海・地中海・ハワイetc我が家のクルーズ旅行記まとめ!我が家のこれまでのクルーズ旅行(計7回)の旅行記をまとめています。海外クルーズ、日本発着クルーズとも書いています。行った方面→カリブ海、地中海、南太平洋、ベトナム、ハワイ周遊、日本発着×2回...

空港からからクルーズターミナルへの移動

シドニー到着後、空港からクルーズターミナルへと向かいます。

シドニーはクルーズターミナルが複数あるので要注意!

シドニーには大型のクルーズ船が停まれる港(クルーズターミナル)が複数あります。

  • Overseas Passenger Terminal
    (オーバーシーズ・パッセンジャー・ターミナル)
  • Darling Harber Passenger Terminal
    (ダーリン・ハーバー・パッセンジャー・ターミナル)
  • White Bay Cruise Terminal
    (ホワイト・ベイ・クルーズ・ターミナル)

この3つです。今回は、

「Overseas Passenger Terminal(オーバーシーズ・パッセンジャー・ターミナル」

に向かいます。

自分たちがどのクルーズターミナルに行くべきかは予約時に貰える乗船案内等を見て事前に確認しておきましょう

クルーズターミナルへは空港から電車でも行けます。
電車の場合、「サーキュラーキー駅」が最寄駅になります。

クルーズターミナルへは空港からタクシーで移動

空港を出て案内板に従って進むとすぐ近くにタクシー乗り場があります。

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上の写真の「←Taxis」のほうに向かうと、

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このような広場に出ます。写真の右側のほうにタクシーがいます。

待ち行列用の柵がやたらとありましたが、人はほとんどいませんでした。シドニーオリンピックの時の名残なのか、週末や繁忙期は沢山並ぶのか、実際のところは謎です。

「Overseas Passenger Terminal, please」と言えば大丈夫です。

オーバーシーズパッセンジャーターミナルまでは約30分

タクシーは「メーター制」で、初乗り運賃は3.6AUD※旅行当時

位置関係は以下のようなイメージです。

タクシーに揺られること約30分ほどでオーバーシーズパッセンジャーターミナル到着です。

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空港からクルーズターミナルまでの料金は約60AUD

メーター料金48AUDに加えて、メーターの画面左下の「謎の11AUD」が加算され、合計で約60AUDほどになりました。

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上のようなイメージです。(実際の写真は撮り損ねました)

「謎の料金」は観光客料金なのか港や空港に入る際の特別料金なのか、あまり気に留めずスルーしました。

※追記、後日、少し調べてみました。有料道路の通行料の可能性が高そうです(時間帯的に深夜早朝割増ではなさそう)

シドニーのタクシーはメーター制です。これまでパーセンテージで値上げしてきたために料金がちょっとハンパなのですが、初乗りが3.6ドル、その後1kmごとに2.19ドルが加算されます。渋滞や信号待ちで時速26km以下になると、「待ち料金」がかかり、1分間94.4セントが加算されていきます。また、午後10時から午前6時までの時間帯は「深夜・早朝料金」となり20%の割り増しになります。
メーター料金のほかに、空港からタクシーを使う場合には空港利用料金の3.5ドル、有料道路を使う場合には通行料がチャージされます。シドニーではシティ の渋滞緩和のため、有料道路を使う場合、シティ方向のみに通行料がかかるようになっています。例えば、空港~シティ間の「イースタン・ディストリビューター・トンネル」は北(シティ)行きの通行料が6.55ドル、ハーバーブリッジとハーバートンネルは南(シティ)行きが時間によって2.5~4ドルかかり、メーター料金に加算されます。

クルーズターミナルでセレブリティソルスティスとご対面!

タクシーを降りると目の前にセレブリティソルスティスが鎮座していました。

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地中海クルーズやカリブ海クルーズの時の船に比べると少し小さい船ものの、それでも近くで見ると大迫力です。(乗客だけで約2800人乗れます!)

セレブリティソルスティス乗船手続き

クルーズターミナル到着後、そのまま乗船手続きに進みます。

乗船時の手続きは大きく分けて3つです。

  1. 大型荷物の預け入れ
  2. チェックインとクルーズカード受け取り
  3. 税関&手荷物検査

それぞれについて説明します。

乗船手続き①大型荷物の預け入れ

スーツケースなどの大型の荷物を持っている場合はチェックインに進む前に預ける必要があります。

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大抵の場合はクルーズ会社のスタッフの方か、筋骨隆々のガタイの良いお兄ちゃんがいるのでその人たちにスーツケースを預ければそのまま部屋の前まで運んでくれます。

荷物を預ける際は専用のタグをスーツケースに付けてから預けます。(下の写真参照)

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紙タグは旅行代理店で予約した場合は出発前に必要書類と一緒に送ってきてくれます。

この紙タグには「部屋番号」「乗船日」「名前」などがが書かれています。(記載内容はクルーズ会社によって異なります)

荷物を預ける前にテープやホッチキスなどを使って、スーツケースの持ち手部分などに付けておきましょう。

荷物を預けたところで次はチェックインへと進んでいきます。

乗船手続き②チェックインとクルーズカード受け取り

次はチェックインです。スーツケースを預けて道なりに進むと、

「Check In(チェックイン)、こっち」

の看板があるので、案内に従って進めば大丈夫です。

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チェックインは予約している客室の種類などによって分かれていました。

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今回我が家は「AquaClass(アクアクラス)」での予約ということもあり、特典の1つである「優先チェックイン」を利用させてもらい、並ぶことなく、チェックインカウンターに行けました。

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上の写真のようにチェックインのカウンターは沢山あります。

チェックインでやることは以下の3点。(オンラインチェックイン済みの場合)

チェックインでやること3つ
  1. パブリックヘルス(≒問診表)の記入
    「今、熱がありますか?」といった質問事項が書かれています。健康であれば基本的に「NO」をチェックするのみでOK。今回は全て英語でした。
  2. 写真撮影
    船内や寄港地での身分証明用に写真を撮られます。
  3. クレジットカードの登録
    チェックイン後に受け取る「クルーズカード」にクレジットカードを紐づけておくことで乗船中はクルーズカード1枚で精算できるようになります。(登録しない場合は最終日に現金精算する必要があります)

オンラインチェックインは大抵の場合、旅行代理店の方が事前にやってくれます

チェックインが終わると、以下のような「クルーズカード」がもらえます。

f:id:kumagoromi:20170424231715j:plainこのカード1枚に「ルームキー」「支払い」「身分証明」の3つ機能が備わっています。

今回、たまたまですがチェックインカウンターで日本の方が対応してくれました。ちょっとした疑問点もサクッと確認することができて非常に心強かったです。

乗船手続き③税関&手荷物検査

クルーズカードを受け取った後は税関に進みます。

シドニーを出国する扱いになるので「出国カード」を記入する必要がありました。

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税関を通過した後は手荷物検査があります。

手荷物検査は空港でやるやつと全く同じです。(ここでの写真撮影はNGでした)

手荷物検査まで終わると一通りの乗船手続きは終了です。

そのまま道なりに進んでいけばいよいよセレブリティソルスティスへ乗船です。(船に乗る直前にクルーズカードのチェックがあります)

セレブリティソルスティスの船内(客室)

f:id:kumagoromi:20170417031427j:plain船内は全体的に落ち着いた雰囲気です。

船内探索の前に客室に向かいました。

チェックイン時間が遅かったこともあり、部屋にはすぐ入れました。

f:id:kumagoromi:20170423171822j:plainクルーズカードを入れればドアが開きます。

アクアクラスの客室①全体

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入口に近いほうから浴室、クローゼット、テーブルとソファ、化粧台、そしてベッド、バルコニーという構図です。やはりバルコニー付きのほうが外の明るさや空気が感じられて良いですね。

>>【クルーズの客室を知る】内側からスイートまで4種類の客室についてをざっくり解説!

ベッドは客室係の人に言えば、2つくっつけてダブルにしてもらうこともできます
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机の上のリンゴはそのままかぶりつけということでしょうか笑。(一応これもアクアクラスの特典です)

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バルコニー。今回は上層階だったので下を見ると足がすくむ程の高さでした。

アクアクラスの客室②シャワールーム、トイレ、洗面台

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浴室は3点ユニットバスと言えば良いのでしょうか。シャワールームとトイレ、洗面台が1つの空間に納まっています。(バスタブはありません)

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紺色のチューブ「がギルクリスト&ソームズ」のアメニティです。シャンプーやボディローション、石鹸など。

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シャワールーム。

大半の客室はシャワールームのみで、バスタブもあるのはスイート客室以上など、限られていることが多いです

アクアクラスの客室③クローゼット、収納

f:id:kumagoromi:20170417030624j:plainバスローブ。アクアクラスの特典の1つです。
f:id:kumagoromi:20170417030645j:plainハンガー。クルーズ船には大体15本くらいハンガーがあります。
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テレビと戸棚。

このテレビでレストランの予約や自身の支出の明細確認などもできます

引き出しはほぼ全て空なので私物を入れて収納替わりにできます。

右下の大きめの扉の中は冷蔵庫(ミニバー)になってます。※中身は有料です

アクアクラスの客室④その他アクアクラスの特典など

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ミネラルウォーター、氷入れ、コップなど。デキャンタには毎日ハーブティを入れてくれます。(これもアクアクラスの特典です)

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アロマディフューザー。(アクアクラスの特典の1つ)

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ベッドの上にはスリッパとリップクリーム、簡素なリュックサックもありました。

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オードブル。こちらもアクアクラスの特典で毎日新しいものが届けられます。

セレブリティソルスティスの船内(共用施設)

部屋をチェックし終えたところで船内を探索。

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室内プール。こちらのプールは原則18歳以上のみ利用可能です。※屋外のプールは子供でも利用可

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ビーチベッド。プールサイドにはこのようなビーチベッドが大量に配置されています。

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セレブリティクルーズの特徴の1つ「ローンクラブ」

天然芝がわぁーっと敷き詰められてます。

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スカイオブザーベーションラウンジ。(展望ラウンジ)

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今回はドリンクパッケージ付きということで、アルコールに挑戦。

スタッフの方にメニューを伝えてクルーズカードをスキャンしてもらえば注文完了です。

ドリンクパッケージあり→精算無し、無しだとクルーズカードに都度、課金されます。

f:id:kumagoromi:20170417031553j:plainアイスクリームは無料です。

今まで食べたアイスクリームの中でベスト3に入るくらいの美味しさでした。(個人の感想です)

セレブリティソルスティス出港!1日目の様子

ここからは1日目の様子を書いていきます。

避難訓練に参加(全員参加必須!)

いざ南太平洋クルーズへ!という前に、、、避難訓練に参加する必要があります。

避難訓練は法令で定められており、乗客全員、参加必須です。

指定の時間に、クルーズカードに書かれた「Muster Station(マスターステーション)」の番号が示す場所に向かいます。
※有事の際はまずマスターステーションに向かいます。

f:id:kumagoromi:20170424231444j:plain右下の「A1」がマスターステーションの番号。

「A1がどこか?」については客室の扉や船内新聞に書かれています。

ホテルの客室の扉に自分の部屋の位置と避難経路が書かれているのを見たことがあると思います。それと考え方は同じです。

避難訓練では、「出欠を取る」「緊急時の警報音を聞く」「救命胴衣の着用の仕方を見る」「避難に関するビデオを見る」で終了しました。

出港時はオペラハウスとハーバーブリッジが見どころ

避難訓練も終わり、出航時間になったところでいよいよ船出です。

実は、乗船の場所である「オーバーシーズパッセンジャーターミナル」はオーストラリアの観光名所である「オペラハウス」と「ハーバーブリッジ」のすぐ近くに位置しています。

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オーバーシーズパッセンジャーターミナルは両サイドが「オペラハウス」と「ハーバーブリッジ」という2つの名所に囲まれた港なので、観光名所を眺めながらの出発となりました。(曇りだったのが残念です)

アクアクラス専用レストラン「ブルー」にて夕食

今回はアクアクラスでの乗船ということでさっそく、アクアクラス専用レストラン「BLU(ブルー)」に行ってみることにしました。

席はオープンシーティング制(=来た人から順に空いてる席に座っていくタイプ)になっています。受付でクルーズカードを見せたらそのまま案内してくれます。

2人の場合は基本的に2人席に案内してくれます。
混雑している場合は丸テーブルへの相席を求められる場合もあります。

2人席が良い場合は「table for 2,please」と伝えればOKです。

ちなみに「相席だったらすぐ案内できるよ」と言われたのは9泊10日の中で1回のみでした。

f:id:kumagoromi:20170417031217j:plainバターがバラの形でした。おしゃれです。
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食事は見た目もおしゃれで美味しかったです。

外国船クルーズの料理は基本的に良い意味でも悪い意味でも”大味”ですが、BLUの料理は過去のクルーズ旅行に比べて、より口に合う味付けでした。(他の船の料理もGOODですよ)

食事中のワインや食後のドリンクはドリンクパッケージを利用しました。※通常のコーヒーや紅茶は無料でもらえます。

ビュッフェレストランは遅くまでオープンしています

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メインダイニングや他のレストランは21~22時頃に営業が終わります。

一方、ビュッフェレストランは比較的遅い時間まで開いています。(パスタやピザは25時ごろまで、ドリンクコーナーは24時間開いてます)

食事以外にデザートも置いてあるので、ちょっと小腹が空いた時にはビュッフェレストランを利用するのも手です。

夕食時にはピザやパスタ以外にも色々なジャンルの料理が並べられます。

ビュッフェレストランでの飲食は料金に含まれており、どれだけ飲み食いしても追加でお金がかかることはありません。(アルコールや炭酸飲料などは別料金です)

>>クルーズはオールインクルーシブ?料金に含まれるもの・含まれないものを解説します!

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おわりに

シドニー入国から色々とありましたが、無事セレブリティソルスティスに乗船し、南太平洋クルーズが始まりました。移動の疲れもあり、この日はよく眠れました笑。

ここから丸2日間かけて最初の寄港地であるパインズ島(ニューカレドニア)に向かいます。

次回は2日間の終日航海日について書いていきます。

>>【旅行記】セレブリティソルスティスで行く南太平洋クルーズ④〜乗船2日目、3日目:終日航海日〜

最後までお読みいただきありがとうございました。

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クルーズ旅行の旅行記やお金のことなど、色々書いています。良ければご覧くださいませ。

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